私の感覚だが、人は1日3回死にたくなるように思える。
朝起きて、起きていない身体との不調和に悩んで苦しい。
夜眠りにつく前に、夜と同調して先がみえない不安にかられ。
そして、日常業務のなかで、なんとなく、ぽっかり空いた時間におそってくる突然の不安。
これらが連携してくると、脳はさらに原因を探し始め、それらしい原因をもってきて、
悩みと不安が連携してとんでもないモンスターを生み出してしまう。
なんとなく思うのだが、
ひとは1日3回死にたくなる。
もし死にたくなっても、ああ、またこれが来たか。
死神の姿に慣れてしまい、特に意識をしなければ、死神から何かすることはできない。
ただ、彼らは誘うだけの存在なのだと思う。
彼らの誘いにのるのは、それが特別なこと、自分がダメな存在で、罪の意識を感じた時に、
私たちは苦しんでいるように思える。
まずは、そのことを覚えておくだけでいい。
いつも、毎日、原因もなく、人は3回ほど死にたくなるものなのだ。
そこに原因はない。生理現象。
でも、原因を与えてしまうと、より苦しむことになる。
アドレナリンがでまくっているタイミングはそれをやり過ごすことができる。
他のことに気を取られていても、やり過ごすことができる。
それがたまたま波長があってしまった時、苦しむのではないか。